家づくりQ&Aブログ
輸入住宅の特徴って?事例も交えながら解説!
こんにちは!
エクセレントホーム コーディネーターの齋藤です。
根強い人気の海外風輸入住宅。ひとくちに「海外風」と言っても、北米・南欧・北欧など色々なスタイルがあります。
今回は、弊社で取り扱っている輸入住宅「インターデコハウス」の建築事例を取り上げながら、北米・南欧・北欧住宅の特徴をピックアップしてご紹介します。
北米住宅とは?
ヨーロッパの移民たちの歴史からアメリカの開拓期を経て、さまざまなスタイルを確立して出来上がった北米住宅。
アメリカの開拓地を支えた農家の住まいを思わせる、どこかノスタルジックなデザインが特徴です。
北米住宅はバリエーションが多く多彩です。可愛らしすぎず、男性にも人気のテイストです。
インターデコハウスの北米住宅では、レンガや古材などを用いた重厚感あふれるデザインが特徴の”コロニアルスタイル”
まるでシーサイドコテージを連想させる、開放的で明るいサーファーズスタイルの”レイズ”
緩い勾配天井のゆったりとした空間で暮らす。
カリフォルニアのカジュアルでありながら、大人の余裕を感じる平屋スタイルの”ハイランズ”
の3つのスタイルをご用意しております。
北米住宅の外観・内装の特徴って?
外観は広々としたカバードポーチ、木を重ねて張ったようなラップサイディングが大きな特徴です。
カバードポーチとは、屋根に覆われたポーチやデッキのこと。
北米住宅の外観にはかかせません!あるだけで外観がグッとかっこ良くなりますよ。
テーブルとイスを置いてカフェのような空間を楽しんだり、お花やグリーンを置いて彩り豊かなガーデンスペースとして。
お子さまの遊びスペースとしても活用できます。
本場アメリカでは主流の外壁のひとつ、ラップサイディングの外壁も北米住宅の象徴と言えます。
重ね張りされた外壁は光が当たるときれいな影が見え、外壁全体に立体的な模様が広がります。
また、ラップサイディングはカラーも豊富。
ベーシックなホワイトだけでなく、ライトブルーやネイビー、グリーンなど色鮮やかなバリエーションがあります。
材質は主に3種類。
セメントに繊維を混ぜることでできる”窯業系”・・・ラップサイディングの中では最も採用率が高いです。
塩化ビニールで作られる”樹脂系”・・・凍害・塩害、防火性があり、軽い素材のためお家への負担も軽減できる樹脂系は素材の中で一番耐久性が高いです。
天然木を使った”木質系”・・・自然の木ならではの質感が味わえます。
メンテナンスは窯業系、樹脂系よりも必要になります。
見た目もこだわりたいですが、耐久性、メンテナンス等も自分のライフスタイルに合う素材で決めてみましょう。
内装は素朴でナチュラルヴィンテージな雰囲気がおすすめ。
綺麗なものではなく、長い間使い込まれたような質感の木材などを使ったインテリアは
重厚感のある外観とも合わせやすいです。
ソファやチェアの張地も革地がおすすめ。
長く使っていくうちに味が出るインテリアは渋くかっこ良く、まさに北米住宅にぴったりです。
北米住宅(サーファーズハウス風の住宅)の建築事例
こちらの事例についてご紹介
https://excellent-niigata.com/examples/inter-deco-haus/2021-11-30-s/
あざやかなブルーが素敵な外観。
北米住宅の象徴、ラップサイディングにカバードポーチのある平屋のお家です。
サーファーズハウスらしい妻飾りも良いアクセントとなっています。
コンパクトながらも、必要な分のお部屋はしっかり確保。
リビングの天井は平屋ならではの解放感ある勾配天井が特徴的です!
ウォークスルーのクローゼット、キッチンは広々使える作業台もあり、毎日の暮らしが楽になる間取りです。
また、カラフルなインテリアもポイント。
イエロー・オレンジ・ブルーなどのビビットカラーでトーンを統一することで、色々なカラーが入ってもまとまりがあります。
どのお部屋にいても飽きない、楽しい色の使い方はまさに海外のインテリアのようです✨
南欧住宅とは?
南欧とは、南ヨーロッパと呼ばれるイタリア、スペイン、ギリシャ、ポルトガルなど、地中海沿岸諸国のことを指します。
地中海沿岸のカラッとした気候風土に培われた、素朴なぬくもりを感じるデザインが人気の住宅です。
インターデコハウスには6つのスタイルがありますが、中でも人気なのは
素朴でアンティークな風合いを奏でる南仏の民家スタイル”プロヴァンス”
スペイン邸宅風の繊細なディテールを暮らしに感じられる”スパニッシュ”
海外のリゾートにいるような、くつろぎを楽しむリゾートスタイルの”ブリーサ”
南欧住宅は瓦屋根や塗り壁の外壁、地中海の風を感じるナチュラルデザインのおうちです。
南欧住宅の外観・内装の特徴って?
南欧住宅の外観と言えばやはり、塗り壁とアイアン。
塗り壁は、単純にきれいに仕上げるのではなく、経年美化されているような味わい深い雰囲気を出すのがポイント。
カラーもシンプルな白だけでなく、少し黄みがかったアイボリーやイエロー、オレンジ系などの暖色系のカラーがおすすめです。
そして、アイアンの格子や手すり、フラワーボックスなどと合わせるとより南欧住宅らしい外観に仕上がります。
内装も、外観と同じように暖色系のカラーとアイアンの素材をインテリアに取り入れると良いでしょう。
アンティークな家具と組み合わせるのがおすすめです。
また、南欧住宅で忘れてはいけないのは、アールの曲線。アールの垂れ壁があるお家、憧れませんか?
キッチンの入り口やニッチ、扉のない収納の仕切りとしてなど、アールを空間に取り入れることで柔らかなアクセントになりますよ。
南欧住宅(プロヴァンス風の住宅)の建築事例
こちらの事例についてご紹介
https://excellent-niigata.com/examples/inter-deco-haus/655-2/
まだらな色合いの塗り壁がアンティークな雰囲気で素敵な、”プロヴァンス”のお家。
1階がヘアサロン、2階が住居スペースの店舗併用住宅です。
濃いブラウンとベージュを基調とした空間にアンティークな照明やドライフラワーが映えますね✨
外構も、建物の雰囲気に合わせたデザインです。
色彩豊かな植物とレンガや枕木。
生活感が出て外観のイメージを損なわないよう、エアコンの室外機も外構で隠しました。
建物とセットでプランしたからこそ、全体的な統一感がでますね。
また、窓の位置にも注目です。
間取りに沿って考えることが多い窓ですが、南欧住宅は特に外観からのバランスも非常に重要です。
事例のお家のように均等に同じサイズ、同じ形の窓を規則的に配置することで、整った外観になります。
南欧住宅に限りませんが、外観デザインが美しいのも輸入住宅の特徴のひとつですので、
こだわりたいポイントです!
そして、南欧住宅といえばタイルキッチンもポイントです。
使いやすさも重要ですが、見た目が自分好みのキッチンならより料理のモチベーションもあがるはず。
ご紹介しているこちらのお家でも、南欧住宅らしい暖色系のタイルでコーディネートしています。
無垢の面材と合わせてアンティークな色合いが南欧インテリアとの相性抜群です。
北欧住宅って?
IKEA(イケア)やMarimekko(マリメッコ)、iittala(イッタラ)などの北欧ブランドが日本で人気を博したこともあり、大人気の北欧住宅。ナチュラルで挑戦しやすいテイストですよね。
そもそも北欧とは北ヨーロッパのスウェーデン、デンマーク、フィンランドなどの9か国のことを指します。
家族との時間を大切に過ごす北欧の人々。
インターデコハウスが提案する北欧住宅は自然を愛し、心豊かな暮らしを送る北欧の人の暮らしをお手本にしています。
美しい自然の風景にも溶け込む、シンプルで素材感あふれるデザインの“ルオント”
自然素材と都会的エッセンスがちりばめられたナチュラルモダンテイストの”グリューネ”
家族じかんで彩られてゆく。まっしろい北欧のおうち”ヘルミ”
インターデコハウスの北欧住宅は3つのテイストをご用意しております。
北欧住宅の外観・内装の特徴って?
北欧住宅の外観は美しい自然に溶け込むようなものが好まれます。
白やベージュ、グリーンなどのアースカラーのサイディングを使ったツートンカラーに、積雪対策として勾配のある大屋根か三角屋根のシンプルなデザインが特徴です。
雪が多いため、北米・南欧住宅のような装飾は少なく、メンテナンスのしやすいお家を好む人が多いそうです。
また、北欧は冬が長く日照時間が短いため、日差しをたくさん取り入れられるよう大きな窓を設置することが多いです。
大きな窓から見える四季折々の景観を眺めることで、大切な家族じかんを充実させるためでもあるそうですよ。
お家にいる時間が長いからこそ、北欧の人々は内装には特にこだわりを持ちます。
照明器具からファブリック、家具に食器などなど。
北欧には有名なインテリアブランドが多くあるのも納得ですね。
シンプルな外観と異なり、北欧住宅のインテリアはおしゃれでカラフル。
カラフルと言っても、ビビッドで派手なカラフルではありません。
地球の大地や自然を彷彿とさせるダークブラウンやネイビー、ブルーグレーなどのアースカラーでまとめるのが特徴です。
そこに、明るいイエローやグリーンのアクセントカラーを取り入れることで北欧らしいインテリアとなります。
また、クロスやカーテンには植物や花をモチーフとした柄を入れるとより華やかになりますよ。
北欧住宅の建築事例
こちらの事例についてご紹介
https://excellent-niigata.com/examples/inter-deco-haus/2020-5-28-t/
ブルーとホワイトのツートンカラーの外観。LDKはオープン階段もあり日差しがたっぷり取り込めます。
全体的にホワイトを基調としていますが、ブルーをアクセントに、マリメッコのカーテンやレクリント、ルイスポールセンのライトをコーディネートしています。
上記に記載した北欧住宅の特徴がよくわかる事例です。
全体的に空間に余白を持たせることで、北欧らしいスローライフを送ることができますね。
また、北欧住宅に馴染むスタイリッシュなペレットストーブを設置しています。
薪ストーブとは少し違い、木質ペレットを燃料としたストーブです。ペレットストーブは輻射熱といい、遠赤外線で壁や床、天井などに熱を伝えて、その熱が放出することで暖まる仕組みです。
エアコンの温風とはまた違った、身体の芯から暖まるのが良いですね✨
炎の揺らぎを見ながら、ゆったりとした家族時間を過ごせる北欧住宅にはぴったりな暖房器具です!
最後に
インターデコハウスはヨーロッパやアメリカの邸宅をイメージしたデザインや、世界中の個性きらめくインテリアパーツの中から好きなものをセレクトしながら、じぶんらしく自然体でいられる住まいをつくりあげていく、そんな家づくりをご提案しています。
憧れや好きをギュッと詰め込んだおうち、インターデコハウスで作ってみませんか?
エクセレントホームのWEBサイトでは、インターデコハウスの建築事例を他にもたくさんご紹介しています。
ぜひ、ご自分のお気に入りのスタイルを見つけてみてくださいね。
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