家づくりQ&Aブログ

おしゃれな“リビング階段”は後悔も多い?メリット・デメリットを踏まえて取り入れる際の注意点を解説!

2024.09.27 #デザイン

こんにちは!
エクセレントホームの品川です。

2階建てのお家を建てる時に必要な階段について皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
見学会やモデルハウスに行くと、リビングや吹抜けが一体になったデザイン性のある階段があることが多く開放的でおしゃれなリビングに憧れますよね。
リビング階段は種類がいくつかあり、見え方や用途に応じて設置することが大切です。
快適に暮らしていく為にメリット・デメリットをあわせて紹介していきますので是非お家づくりの参考にしてみて下さい。 

リビング階段とは?その特徴と魅力

リビング階段とは、名前の通りリビングの中に配置された階段のことです。
日常生活で家族が行き来することが多い階段をリビングに配置することで、家族のコミュニケーションがアップするので特にお子様がいるご家庭には魅力を感じるのではないでしょうか。
吹抜けと合わせて開放的な空間を演出したり、リビングのデザインにあわせた階段をつけることでおしゃれな空間になるのも魅力的ですね、
リビング階段にもメリット・デメリットがありますので対策などもふまえて解説していきます。

 

リビング階段のメリット

リビング階段にすることで生活が豊かになるメリットが沢山ありますのでご紹介していきます。

・視覚的にリビングが広く感じる
上方向への空間ができるため、視覚的に広く感じるリビング階段は吹抜けとの相性がよくリビング階段の最大の魅力である開放感を最大限に生かすことができます。
スケルトン階段などデザイン性の高い階段すると開放感だけでなくおしゃれな空間になるのでおすすめです。

・家族とのコミュニケーションが自然にとれる
例えば、帰宅後には必ずリビングを通って2階の部屋へ行くことになるので自然と顔を合わせる機会も増えて日常生活の中でご家族とのコミュニケーションを自然と取ることができます。
忙しい日々でも子供の表情の変化に気づくことができるので、特に子育て世帯には嬉しいポイントですね。

・アイディア次第では階段だけではない用途が生まれる
リビングの収納はどうしようと悩む方も多いです。そんな時、リビングに階段があれば階段下を収納として有効活用ができ、物が散らからないスッキリとしたリビングを保つことができます。
また、階段の踊り場を広く取れば1階と2階の中間にスキップフロアを作ることができ、お子様の学習ペースや読書スペースなど遊び心のある空間を作ることができます。
それぞれが好きなことをしながらコミュニケーションが取れると、お家の中での楽しみ方が広がりますよね。

 

いくつかメリットをご紹介しましたが、いかがでしょうか?
リビング階段にもデザイン性や機能面で様々な種類がありますのでライフスタイルやお家の大きさに合わせて選ぶと良いでしょう。
お気に入りのリビング階段を是非取り入れてみて下さい!

 

リビング階段のデメリットとその対策

リビング階段は主におしゃれで解放感のある空間を作れることがメリットですが、リビングと繋がっているからこそのデメリットも考えられます。
後悔しないリビング階段にするために対策を考えて、事前に注意点を頭に入れておきましょう!

・生活音が伝わりやすい
1階と2階の繋がりがあり、コミュニケーションが取りやすい反面、生活音が伝わりやすいところがデメリットとなります。
夜勤がある家族がいるなど生活する時間にずれがある場合や、小さなお子様がいる家庭では、日常生活に気を使う必要が出てくるので生活スタイルとあわせて検討する必要があります。
階段を上ったところに扉をつけたり、寝室を階段から離しておくなどの工夫をすると良いでしょう。

・キッチンの匂いが広がりやすい
開放的な吹抜けと合わせる場合にはより注意が必要です。
対策としてはキッチンと階段の距離をできるだけ離し、アイランドキッチンを避けるなど匂いが広がらない対策が必要です
換気の性能の高いものを選び、換気の方向も考慮すると良いかもしれません。

・冷暖房の効率が下がる
2階との空間が繋がる為、冷暖房効率は考慮すべきポイントです。
開放感のある間取りにする場合は高気密・高断熱仕様の住宅をつくることは欠かせません
せっかくデザイン性にこだわったのに暑くて寒いお家になってしまっては最大の後悔ポイントになりかねません。
その他にもシーリングファンをつけると、上にある空気をかき混ぜてくれるので空気循環を良くすることができますし、
また床暖房を入れるなど設備に工夫をすると暑さ寒さ対策に効果がありエアコンだけで空間全体を暖めるよりも効率が良く省エネ効果が期待できます。

・プライバシーの確保が難しい
家族間でのコミュニケーションが取りやすい反面、来客する人と顔を合わせやすくなるところがデメリットになります。
来客があることを家族全員が把握していないとパジャマ姿を見られてしまうなどちょっとしたトラブルも考えられます。
この心配がある時は階段の配置に気をつけなければいけません。
例えば、リビングの入り口と階段の上り口をできるだけ近づけるなどの工夫が必要です。
また、スケルトン階段などデザイン性の高い階段ですと配置にどれだけ配慮してもリビングにいる人が視界に入ってしまいます。
プライバシーの確保に心配がある場合、デザインは制限される点には注意しましょう。

・階段からの落下のリスク
地震が起きた時などに2階から物が落ちてこないように注意が必要です。
スケルトン階段で壁が少ない場合は子供がすり抜けてしまうことが予想されるので、ネットを張っておくなど事前の対策を考えておきましょう。
日常生活でも2階のほこりやごみが落ちてきやすいのでこまめな掃除も必要ですね。
お掃除が苦手な方は階段下収納にしておくなどオープンなデザインを避けると良いかもしれません。

 

以上のようにメリットの半面デメリットもいくつか考えられます。
取り入れたいリビング階段の形とデメリットを合わせて対策を考えれば後悔を避けられますので、事前に想定できるデメリットに対して対策を考えておくと安心ですね。

リビング階段を取り入れる際の注意ポイント

メリット・デメリットをふまえて理想のリビング階段を実現させるために生活をイメージし、配置やデザイン、将来のことを考えた時の注意ポイントをチェックしていきましょう。

・リビング階段の配置
リビングのどの位置に設けるかは最も重要なポイントで、配置によっては狭く感じてしまいますし、生活スタイルと合わなかったなど後悔ポイントになりかねませんので配置に関しては事前によく考えておきましょう。
リビング全体をスッキリ広く見せたい時や、あまり階段を目立たせたくない場合はリビングの壁面に配置することがおすすめです。

・階段のデザイン
デザイン性が高く解放感があって光も沢山取り込めるスケルトン階段はおしゃれでLDKとの統一感を持たせられるので人気があります。
リビングから常に見える階段はデザインもこだわりたいポイントですよね。
リビングに合った色やデザインになっているかを確認しておきましょう。

・階段下スペースの活用
デットスペースになる階段下の活用方法も考えておきたいところですね、
リビングにできるだけ物を置きたくない場合や、収納がなくて困ってしまうリビングには階段下スペースを有効活用できます。
スケルトン階段などデザイン性が高く光を取り込みやすい階段であれば観葉植物を置くとおしゃれな空間になりますね。
他にも子供の学習スペースやペットコーナーなど用途は沢山考えられますので、デットスペースにならないよう良いアイディアを取り入れてみて下さい。

・将来を見通して設置場所を検討する
子供が成長してプライバシーを求めるようになったり、友達を連れて来たり来客が増えることを考えて配置は検討されていますでしょうか?
自分の力で動けるようになったお子様も階段に近づきたがる可能性もあります。
プライバシーを考慮した配置になっているか、安全性を確保できるゲートの設置が可能かなども考慮すべきポイントですね。
今だけでなく、将来の生活のあり方を踏まえた生活動線と合わせて検討しておきましょう。

 

押さえておきたいリビング階段の種類

階段には様々な種類があります。
それぞれ使い勝手も異なりますので、自分たちに合う階段の形を検討してみて下さい。

・直線階段
真っすぐで折り返しがなく、一直線で上り下りを売るタイプの階段です。
日本の住宅によくみられる形で、限られたスペースでも配置することができるのでコンパクトなお家におすすめです。
一直線なので一定のリズムで上り下りがしやすい反面、踏み外してしまうと一気に落下してしまう可能性もありますので小さなお子様がいるご家庭では注意が必要です。
壁面に沿わせられて省スペースで設置できる直線階段はリビング階段には取り入れやすい階段です。

・かね折れ階段
L字に折れる階段のことで、部屋の角に沿って踊り場を確保することができます。
万が一足を踏み外してしまってもケガのリスクを軽減できます。
かね折れ階段も壁面に沿わせることで踊り場の確保がしやすくなっています。

・折り返し階段
踊り場を設けて180度折り返す階段で、この字に方向を変えて登っていきます。
かね折れ階段と同じく、曲がるところには踊り場を作ることができるので万が一の時にも安心です。
デザイン面でもメリットがあり、踊り場となる部分を広くすると階段の途中でスキップフロアのような中二階の空間を作れますので遊び心のある階段になりますね。
スキップフロアの下は収納庫として使うと便利です。
スペースを多く使う階段なのでリビングとの繋がりをよく確認しておきましょう。

・回り階段
かね折れ階段や、折り返し階段の踊り場の部分が三角形の段板になっており、円を描くようにぐるりと回る階段です。
直線階段と同様、コンパクトで限られたスペースでも配置がしやすい階段です。
階段下を収納にするとスペースの有効活用ができます。

 

階段にも様々な種類がありますのでデザイン性だけでなく、安全性なども考慮して配置したいところですね。
日常生活で使う重要なところなのでチェックしてみてください。

 

リビング階段の実際の施工事例

リビング階段について紹介をしてきましたが、実際にどんな形でリビング階段を配置しているか施工事例と合わせてみてみましょう。

・リビングと階段の間に壁を設置しプライバシーにも配慮したリビング階段
子供が成長して友達を連れてきた時などにあまりリビングに入って欲しくないという将来のことを想定してリビング内で空間を分けるといった工夫がされています。

タイルを張り、アイアンの手摺にするなどお家に合わせた可愛らしいデザインもポイントです。
リビング空間を隠す壁にはテレビを設置してスペースの有効活用をしています。

 

・子育て世帯に人気のリビングを通り抜けて使うリビング階段
2階にいる家族ともコミュニケーションを取りやすいようにLDKに近く、声が届きやすい配置のリビング階段です。
常に家族の気配を感じることができて、家のどこにいてもお子さんが安心できるので子育て世帯にはぴったりです。
キッチンの裏を階段にすることで限られたスペースでも階段下を活用してパントリーとして使うことができます。

木製手摺の階段でお家のインテリアにもなじむデザインです。

階段下パントリーはルーバーでデザイン、通気性の良い扉を採用しています。

 

・LDKの中心に階段を配置し、どこからでも使いやすい配置にしたリビング階段
LDKの入り口と階段の登り口がキッチンとリビングの間にあり、日常生活で1階と2階を行き来する時に無駄のない生活動線が確保されているのでストレスなく動き回ることができます。
登り口の数段を格子状の手摺にすることで、リビングに入った時の圧迫感を無くせるといった工夫もされています。

直線階段で省スペース、アクセントに好きな絵が映える照明を選んでいます。

LDKの中心で使い勝手の良い配置

 

・吹抜けとつながるデザインにこだわったリビング階段
リビングの吹き抜けと繋がるリビング階段を作った例です。
リビング空間はダウンフロアになっているのでより解放感を感じることができます。
手摺や階段そのものが木製でつくられているので、お家のインテリアに合う暖かみのあるデザインが魅力的ですね。

スケルトン階段になっているので木製でも重たく感じず明るさを取り込める階段となっています。

吹抜けとの相性も抜群です。

 

間取りに合った配置にすることはもちろんお家のインテリアにあわせて階段のデザインを選ぶとより一体感のある空間が作れます。

まとめ

メリット・デメリットを踏まえてリビング階段をご紹介しましたがいかがでしょうか?
1階と2階をつなぐ階段はどこに配置するかで、間取りや見え方に大きく影響してくるのでとても重要です。
家族構成や生活スタイルによってメリット・デメリットのポイントも変わってきますのでご紹介をした対策を参考にしながら後悔しないリビング階段を検討したいところですね。
デザインや形も沢山あるので、リビング空間と一体感のある階段を見つけてみてはいかがでしょうか。

エクセレントホームのモデルハウスではよくリビング階段や吹抜けを採用することが多く、家族とのコミュニケーションを大切にしたご提案をしています。
もちろん、高気密高断熱のお家なので冬は暖かく夏は涼しい快適に過ごせて安心です。

現在公開中のモデルハウスでリビング階段の種類を見比べていただくこともできますので、実際にご体感いただけると嬉しいです。
皆さまのご来場をお待ちしております!

下記WEBサイトよりご予約お待ちしております。

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