家づくりQ&Aブログ

コンパクトハウスは価格を抑えて建てられる?近年人気の理由や間取りの工夫を紹介

2024.11.14 #お金のこと

こんにちは!
エクセレントホーム 品川です。

近年、注文住宅のスタイルで人気が高まっている『コンパクトハウス』
限られた予算の中で、本当に必要な空間と機能を厳選した『小さくてシンプルな暮らし』を選択される方が増えてきています。
大きくて開放的なお家も魅力的ですが、コンパクトで住み心地の良い暮らしも素敵ですよね。

今回は『コンパクトハウス』についてメリットや注意点などをふまえてご紹介していきます。
快適で無駄のない生活を実現したい方、家づくりの選択肢として是非参考にしてみてください!

コンパクトハウスとは?

コンパクトハウスとは、その名の通り小さな家のことを指します。
定義や広さについて建築上の明確な基準はありませんが、一般的な住宅に比べて間取りに無駄がなく、延べ床面積が小さい住宅です。
およそ延べ床面積30坪未満の家をコンパクトハウスと呼ぶことが多いです。
特徴として、機能性やデザイン性の高さは通常の注文住宅と変わらず、限られたスペースを有効活用し、できるだけ動線を短く設計するなどの工夫が施されています。
吹き抜けで開放感が出せるような視覚的な工夫もされており、無駄を省いたシンプルなつくりが特徴です。

 

全国的に人気の理由・メリットは?

ここでは、住まいの選択肢として人気が高まっているコンパクトハウスの人気の理由やメリットを解説していきます。

・全国的に流行している背景

コンパクトハウスが人気の理由には核家族化や単身世帯の増加など様々な社会情勢の変化があります。
これからの時代は地価の高騰により広い土地の確保が難しくなっていることから、さらに需要が高まっていくことも予想されます。
また、子育てを終えた世帯が暮らし方の変化に合わせて住み替える時にはコンパクトな住まいを検討される方も多いです。
自分たちに必要なものを過不足なく取り入れた家を実現できるため、無駄なお金をかけたくないという方には魅力的な選択肢です。

・土地代や建築費用を抑えられる。
住宅用地の価格は年々上昇しており、広い土地の確保が難しくなっています。
敷地面積が限られていてもコンパクトハウスであれば建築可能です。
また、効率的な間取りによって快適な住まいを得ることができます。

さらに、コンパクトハウスであれば建物自体が小さいため、建築費用を抑えることができる点が一番のメリットですね。
立地を重視したい方にもコンパクトハウスは理想的な選択肢と言えます。

・ランニングコストを抑えられる。
住宅の面積が小さければ冷暖房設備にかかるエネルギー消費を抑えることができ、光熱費の節約にもつながります。
部屋を快適な温度に設定するのに時間もかからないので、体感としても快適に過ごせます。
さらに、固定資産税は住宅評価額に応じて課税されるので、建築コストを下げられるコンパクトハウスは税額を抑えやすいところもメリットです。
リフォームなどお家のメンテナンスも大きな住宅より費用を抑えられるので、長期的に見てもコストの節約は大きなメリットに感じられますね。

・こだわりたい箇所に費用を充てられる
延べ床面積が小さい分、建築費用が抑えられインテリアや設備などこだわりたい部分に費用を充てられるのもコンパクトハウスの人気な点です。
例えば、外壁をグレードの高いものにするとメンテナンスの手間が減り、便利かつ耐久性が高くて長持ちするような家づくりをすることができます。
また、居住スペースがコンパクトな分、家事動線や生活動線を考慮した間取りにこだわれるので家事負担を減らすことができるのも魅力的ですね。

・家族との距離が近い
コンパクトハウスはLDKを中心とした間取りが多いので、自然と家族と顔を合わせる機会が増えます。
同じ空間でも稼働できる仕切りを設ければ、プライベートな時間も大切にできます。
また来客時などにもストレスなく対応することができます。
1つの空間を様々な状況に合わせて変えることができる工夫をすれば、無駄のない間取りが実現できます。
広くて開放的なお家も魅力的ですが、忙しい日々の中で家族との距離を近くに感じられる点は子育て世帯におすすめです。

・庭や駐車場を広く使える
狭小地に向いたコンパクトハウスですが、十分な土地面積がある場合でもコンパクトハウスにすることで敷地の有効活用をすることができます。
家の面積を小さくすることでお庭を広くし、家族と友人を招いてバーベキューやプール遊びを楽しむことができると、生活の豊かさが増すのではないでしょうか。

コンパクトハウスの相場

あくまで目安ですが、坪単価が50万円~80万円が相場と言われています。
ただ、建築会社によっても仕様や設備のグレードによっても金額は大きく変わります。
先ほど解説したようにコンパクトハウスであれば30坪未満の住宅を指しますので、面積が小さい分、建物本体の総額を抑えることができます。

コンパクトハウスの間取りの工夫

コンパクトハウスを建てる場合には、狭さや圧迫感を感じないよう間取りの工夫をする必要があります。

・3階建てやロフト、スキップフロアの活用
リビングにスキップフロア、寝室にロフトを設置すると、程よい距離感のプライベートスペースが確保できるのでおすすめです。
ロフトは小屋裏のデッドスペースを活用できるので、コンパクトハウスには取り入れやすいアイディアです。

・廊下なしの間取りにする
コンパクトハウスではできるだけ廊下をつくらず、動線の良い間取りにする必要があります。無駄を省いて使えるスペースを増やす工夫をすることがポイントです。
また、生活動線が短くなることで家の中での移動や身支度にかかる時間を短縮できて、掃除の負担も減ります。
廊下をなくしてリビングに通路の役割を持たせれば、収納スペースに充てられます。

・収納スペースの確保と動線の工夫
床面積が小さく間取りに限りがあるコンパクトハウスでは、LDKの広さや部屋数を確保するとなると収納を削りがちです。
しかし、極端に収納を減らすと使い勝手が悪くなってしまうこともあります。
階段下を収納として活用し、床下や小屋裏を収納として使うなど、デッドスペースを上手く活用することをおすすめします。

・光が入りやすい位置に窓を設置する。
限られた床面積で間取りを考えるときは圧迫感を感じないようなアイディアを採り入れると良いでしょう。
リビングや吹き抜けに大きな窓を設け、部屋の2つの方角に窓を設けると、解放感を感じられます。
風の通り道を考慮した間取りにすることで心地よい住空間を実現できます。
また、十分な採光を確保できれば、日中は照明を使わずに過ごせて光熱費の節約にもつながります。

・防犯、防音対策をする
土地が狭いコンパクトハウスでは隣地との距離が近く、家の中が見えてしまう心配があります。この場合、窓を曇りガラスにし、目線より高い位置に設置するなどの工夫が必要です。外構工事で塀を立てるのも一つです。
また、隣地との距離が近いと音が伝わりやすいので、騒音トラブルにならないよう窓を複層ガラスにし、換気扇の位置を考えるなどの工夫をしましょう。
打ち合わせの際に隣地との距離や雰囲気を確認しておきましょう。

コンパクトハウスを建てる際の注意点

コンパクトハウスを建てる際には、いくつか注意が必要な点があります。
建てた後に後悔しないよう事前にチェックしておきましょう。

・土地の選び方、チェックポイント
コンパクトハウスを建てる際に注意したいのが、土地によって高さ制限や斜線制限でその場合です。その場合は間取りにさらに制限がかかってしまう場合があります。

平屋で敷地いっぱいに建築をする場合は、建蔽率や容積率にも注意が必要です。

住宅が密集している狭小地では採光の確保が難しいことや、防犯上のリスクも考えられるので、土地選びは慎重に行うと良いでしょう。
また、時間帯によって大きく環境が変化する場合があるので、候補地があれば時間帯を変えて周辺環境を確認しに行くのもいいですね。

・暮らしのシミュレーションをする
間取りを検討するとき、生活スタイルに合った家事動線や生活動線になっているか、家族に合った部屋割りになっているかを確認しましょう。
小さな住まいのため、家族のプライバシーが確保されていることも重要です。
限られた面積の中で設計をしているので収納場所などの利便性もチェックが必要ですね。

コンパクトハウスに向いている人

コンパクトハウスはどのような方に向いているのでしょうか。単身世帯や2人暮らしだけでなくファミリーがコンパクトハウスを選択することも珍しくありません。
ここからは、コンパクトハウスに向いている方と暮らし方をご紹介していきます。

・立地を重視したい人
狭い土地でも問題がないという方であれば、土地代が高い駅やスーパーが近いなど利便性に特化した土地選びができるので、限られた予算の中でもこだわりを叶えられるコンパクトハウスはおすすめです。
通勤通学に公共交通機関を使用する方や、老後も買い物に困らない環境にしておきたい場合は立地重視でコンパクトハウスを選択しても良いでしょう。

・暮らした後も無駄な出費を抑えたい人
初期費用だけでなく暮らしてからの生活費をできるだけ抑えたいという方にもランニングコストが抑えられるコンパクトハウスはおすすめです。
冷暖房効率がいいお家は日々光熱費の節約ができますし、将来お家にかかるメンテナンス費もコンパクトであればあるほど抑えることが可能です。

・共働き世帯
子育てをしながらの共働き世帯には、日々の生活の中で広々としたお家のお手入れは大変と感じる方も多いです。そんなご家庭には、家事動線や生活動線の無駄を省けるシンプルな暮らしや、掃除などの家事が楽になる暮らしを叶えることができます。ライフスタイルに合ったお家のサイズを選択すると時間もお金も無駄を抑えることができますね。

・高齢夫婦
子育てを終えたご夫婦が住み替える時に注目されるのがコンパクトハウス。
限られた面積のお家でも、老後の生活も安心で趣味や夫婦の時間を大切にしながら過ごせるのは魅力的ですよね。

コンパクトハウスの施工事例

コンパクトハウスを選択したお家はどんな工夫がされているのでしょうか。
施工事例と併せてご紹介していきます。

ホワイトで統一し空間を広く見せ、作り付けの造作ソファでリビングスペースを広く感じられる工夫がされたお家。
縦長の間取りにすることで空間の有効活用ができてリビングでのんびり過ごす家族とキッチンで料理をする人のコミュニケーションも近い距離で感じられます。

ダウンフロアや吹き抜けで、空間の変化を感じられる工夫がされたお家。
リビング階段を吹き抜けとつなげることで2階にいる家族との距離も近く、リビングを通路としても使えるので空間の有効活用ができています。

ウォークスルークローゼットを通路として使い、生活動線を短くしたお家。
玄関から水回りにつながる廊下を収納として使うことで、帰宅後はカバンを片付けながら水回りに直行でき、お洗濯物をしまう時も短い距離で移動することができます。

まとめ

コンパクトハウスは無駄がなくコストパフォーマンスに優れた住宅です。
暮らしにくいのでは・・・と心配されていた方も小さな家だからこそ得られるメリットに魅力を感じていただけたのではないでしょうか。
小さい家というだけでなく、必要なものを厳選したシンプルで豊かな暮らしを実現できます。

コンパクトでも機能性やデザインにこだわった家づくりができ、狭小地でも建てられるといった特徴もある利便性の観点からも人気の住宅です。

時間とコストを抑えることができれば、生活にゆとりができ家族と過ごす時間が増え、趣味に没頭できる暮らしが叶えられそうですね。

是非、今後の家づくりの視野に入れてみてはいかがでしょうか?

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