家づくりQ&Aブログ

いつでもおしゃれな気分を満喫! 憧れのカフェ風のおうちを実現するアイデア集

2023.06.09 #デザイン

こんにちは!エクセレントホーム コーディネーターの齋藤です。

カフェの空間といえば、おしゃれで落ち着くインテリアを思い浮かべますよね。弊社のお客さまからも「おうちをカフェのような空間にしたい!」という声をよくお聞きします。

今回の記事では、カフェ風のお家を実現するための外観や内装、インテリアのアイデアをご紹介します。ぜひ、お家づくりの参考にしていただけたら嬉しいです。

【ポイント1】テイストを決める

「カフェ風」と言っても様々なテイストがあります。

最初に、どのようなテイストのカフェ風インテリアにするか決めてみましょう。

定番・人気のスタイルを4つご紹介します。

①ナチュラル・・・天然素材を使った暖かみのある雰囲気。白やベージュ、グリーンなどのアースカラーを使うことで、ナチュラルテイストのカフェ風インテリアを実現できます!

②ヴィンテージ・・・古材やアイアン、革を使ったインテリアが特徴。ヴィンテージとは、”古くて価値のあるもの”という意味を含んでいる言葉だそうですよ。敢えて使い古されたような素材のものを組み合わせることで、趣のある落ち着いた雰囲気に。

③ブルックリン・・・ブルックリンは、ニューヨークの中でも倉庫や工場が立ち並ぶエリア。古い倉庫や工場などをリノベーションしたようなレンガやスチール、コンクリートなど無機質な素材を使うことが多いです。生活感がでにくく、カフェ風インテリアには相性抜群です◎

④古民家風・・・日本家屋の良さを残しながらも現代風にアレンジされたどこか懐かしい重厚感のあるインテリア。深みのある濃いブラウンを基調に、古道具や古家具などを置くだけで憧れの古民家カフェインテリアに。

その他、最近では”韓国風”のインテリアも話題です。

韓国風インテリアは、ナチュラル系のインテリアにラタン雑貨やチューリップ、ドライフラワーなどをアクセントにするのがポイントです。もともとは北欧インテリアをモチーフにされているようですよ。

自分の好きなテイストに沿って、統一感のあるコーディネートをすることがカフェ風おうちづくりのコツです!

【ポイント2】外観

カフェや雑貨屋さんのような外観に憧れる方は多いはず。

外観はお家の顔だからこそ、目を惹くデザインでカフェっぽさを出しましょう。

外壁にレンガを使ったり、ドアの形をアーチにしたり。屋根の形状はナチュラル系カフェなおうちを目指すなら、三角屋根がおすすめ。可愛らしくおしゃれな雰囲気になりますよ。カフェ風にするならシンボルツリーなどの植物も植えると、外観もより華やかになります。

また、窓の配置を外から見てもすっきりと揃えたり、洗濯物が建物の正面にでないような間取りにするなど良い意味で生活感のない外観にすることでカフェ風のデザインに近づけられます。

エクセレントホームで取り扱っている”インターデコハウス” ”ナチュリエ”のお家はテイストが様々ですが、どの商品もカフェ風の外観にぴったりです!内装とのバランスを考えてお家全体を統一しましょう。


(インターデコハウス)


(インターデコハウス)


(ナチュリエ)


(ナチュリエ)

【ポイント3】キッチン・ダイニング

カフェ風お家づくりのメインとも言えるキッチン・ダイニングスペース。いかにお店のようにするかがカフェ風お家づくりの秘訣です。

まずおすすめなのは、キッチンに隣接したカウンター。カウンターのあるお家、憧れませんか?カウンターがあるだけで一気にお家の中がカフェっぽくなりますよ。キッチンの天板をタイルにして、カウンターは木製で異素材を組み合わせたり、キッチンの天板をカウンターとしても使えるくらい広々したサイズにしても良いですね。

キッチンカウンターは雰囲気づくりだけではなく、朝食をサッと食べるときやちょっとした作業スペースとしての実用性も抜群です。料理をしながらカウンターにいるお子さまやご家族とも会話もしやすく、家事をするにも家族の憩いの場にもぴったりです!


(インターデコハウス)


(ナチュリエ)

また、タイルを使うのもカフェ風お家づくりのポイントのひとつ。キッチンの天板に使ったり、壁に貼ったりと、タイルは種類も使い方もとにかく豊富です。タイルは可愛くなりすぎるかも…?と感じている方は、大きさや色・貼り方によっても印象が変わるのでぜひ試してみてくださいね。テイストと好みに合ったものを選定する時間も楽しいですよ😊

カフェ風にするにはキッチンの背面づかいもポイント。背面にもタイルを貼ったり、見せる収納として飾り棚をつけたりすることでより一層カフェっぽさがでます!カフェではよくコーヒー類の道具やカップなどがおしゃれに置かれていますよね。自分好みのタイルを背面に、お気に入りの食器や雑貨をディスプレイしてみましょう。見た目はもちろん、炊飯器の水蒸気などにも強く、壁紙のカビ対策にも良いですよ。


(インターデコハウス)

最後に、ダイニングに置く家具のポイントのご紹介です。

一般的に多いのはダイニングテーブルに、家族の人数分のお揃いのチェア。ですが、カフェ風インテリアでは必ずしもチェアはお揃いでなくても良いです。

あえて揃えない、というのが洗練されたおしゃれ空間を実現できます。

例えばこちら。


(インターデコハウス)


(ナチュリエ)

見ての通り、木製のものもあればレザーを使ったもの。まさにバラバラのデザインで組み合わせています。

ダイニングテーブルとセットでお揃いのチェアの方が、統一感はありますが、バラバラのチェアも色のトーンを全体のインテリアと揃えることで統一感を出せます。

初心者には難しい…と懸念してしまいやすいですが、カフェ風インテリアには思い切って挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

そして、カフェ風インテリアは“ゆったりくつろげる”空間づくりも重要なポイントのひとつです。リビングダイニングスペースにあまり余裕がない場合には、ソファダイニングもおすすめ。

ソファダイニングとは、ダイニングスペースにソファを組み合わせるスタイルです。

ダイニングにはテーブルと椅子、リビングにはソファとリビングテーブルにテレビボード…と無理に置くのではなく、置く家具をちょっと工夫するだけで空間を広く使えます。ダイニングもよりくつろげる空間となりますので、カフェ風インテリアには相性抜群ですよ◎


(ナチュリエ)

カフェのようなキッチン・ダイニングで、休日はゆっくり”カフェごはん”を楽しみたくなりますね。

【ポイント4】壁

空間の面積の大半を占める壁面。目に入りやすいところですので、じっくり考えたいですね。

壁の仕上げは、ビニールクロスか塗り壁のどちらかを選ぶことが多いです。手間やコストを考慮してビニールクロスを採用される方が多い印象ですが、塗り壁はコテむらや独特な質感があり一気にカフェ感がアップします。職人さんの手しごとですので、ビニールクロスには出せない味があります。

また、塗り壁に漆喰や珪藻土の自然素材を使うことで、調湿効果やシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを分解する効果も期待できます。製品によっては消臭効果もありますので、アレルギー体質の方やお子さまがいるご家庭、ペットと暮らす方におすすめです。

家族で記念に手形をつけたり、なんてこともできるのが塗り壁の特徴です。お家づくりの思い出として残せますよ。

カフェ風のお家というと、壁の仕上げに欠かせないのは木目やレンガ、コンクリートなどの素材の雰囲気を出せるアクセントクロス。ビニールクロスならではの種類の多さで、木目といってもホワイト系ダーク系、きれいめ、ヴィンテージ系などなど。どんなテイストにも合うクロスがきっと見つかりますよ。お家づくりにあたって、クロス選びは特に楽しい部分です。テイストに合わせたクロスをセレクトしていきましょう!ビニールクロスはもちろん塗り壁との併用も可能です。基本は塗り壁で、一部アクセントとしてビニールクロスを使用することで、クロスの柄がより本物っぽい雰囲気となります。


(インターデコハウス)


(ナチュリエ)

カフェっぽさを出すには空間の一面をアクセントクロスにするだけでなく、天井に木目柄を使ったりしてもカフェっぽい雰囲気が出ます。天井に色柄があると少し圧迫感がでてしまいますので、LDKの一部を勾配天井にするなどの工夫をすると良いですよ。


(インターデコハウス)


(ナチュリエ)

カフェ風インテリアは思い切ったクロスを使うことでお店のような雰囲気に近づけられます!ブルックリン・ヴィンテージテイストの場合は特に、「派手かな?」と思うくらいのクロスがちょうど良かったりもします◎

塗り壁とアクセントクロス、どちらにもそれぞれ違った良さがあります。ご自分の目指したいテイストが決まったら、工務店・ハウスメーカーに相談してみても良いでしょう。

【ポイント5】床材

木目を活かした内装はカフェ気分を高めてくれるので、床材にはこだわってみましょう。

できれば、シートフローリングではなく無垢フローリングの方が、経年変化による味や素材感もありおすすめです。エクセレントホームでは、オークやパイン、カバ材の無垢フローリングが人気です。壁と同じく、空間の大半を占める床材。木の種類や色、張り方次第で色々な表情をみせてくれますよ。

カフェ風のお家で一番人気なのは、”ヘリンボーン”の床。

見たことがある方も多いと思います!壁紙としても使用することがありますが、やはり憧れるのは床に貼るヘリンボーン。空間の大きなアクセントとなりますよね。薄めの色を選ぶと、クラシカルなモダンテイストやナチュラルな北欧風に仕上がります。ヴィンテージテイストには濃い色の素材を選ぶのがおすすめ。存在感があり一見上級者向けな感じがしますが、組み合わせ次第では取り入れやすいです。

人気のヘリンボーンの張り方には2種類あるのはご存知でしょうか?

よく見られるのは角が90度でvの字に張っていく”ヘリンボーン”


(ナチュリエ)

もうひとつは”フレンチヘリンボーン”


(インターデコハウス)

見比べてみるとわかりやすいと思います。

フレンチヘリンボーンの方は端が斜めにカットされ、ヘリンボーンと比べるとクラシカルで上品な仕上がりとなります。

その他、学校の床のようなレトロなパーケット(市松張り)や、斜め張りなど、床材には単純に真っすぐ張るだけではない面白味があります。同じ色でも張り方が違うだけで全然違う印象になります。


(インターデコハウス)


(ナチュリエ)

【ポイント6】照明

カフェ風インテリアの照明は、落ち着きのある暖色系のライトが使われることが多いです。雰囲気を増すために、ダウンライトだけではなくペンダントライトやスポットライトで部分的に空間を照らすのがおすすめです。ダウンライトは空間を明るく照らしてくれますが、”カフェ風”を意識するとなると少し物足りなさを感じてしまいます。ペンダントライトがあるだけで、一気にカフェ風の空間が演出できますよ!


(ナチュリエ)


(インターデコハウス)

間接照明として、スタンドライトを置くのもおすすめです。壁や天井を照らすのはもちろん、ソファ横に置くことで手元の照明としても使えます。デザイン性の高いものは、見た目のアクセントにもなります。


(インターデコハウス)

また、アンティークな雰囲気を目指すならシャンデリアも良いですね◎

シャンデリアと聞くとなんだか豪華なものを想像してしまいますが、デザインは幅広くあります。派手すぎない、華奢なデザインもありますので意外とインテリアに取り入れやすいですよ。


(インターデコハウス)

ペンダントライトやシャンデリアには、好みが分かれるポイントもあります。

よく聞くのは、「お掃除が大変そう…」との声。比較的形がシンプルなライトにすることでお手入れが簡単にできますよ。また、「薄暗いお部屋が苦手!」という声もいただきます。そういった場合はダウンライトと組み合わせて明るさを調節するなど、工夫次第で色々なコーディネートができます。

照明器具ひとつでも、空間の雰囲気はガラッと変わります。ライフスタイルに合わせた照明計画を行いましょう。

 

【ポイント7】家具・インテリア

床や壁、照明が決まったらあとは家具と雑貨などの小物選びですね。

テイストに合わせてセレクトしていけば良いですが、家具選びは色やデザインだけでなくサイズ感によって印象も変わります。ソファは3人掛け、リビングテーブルは絶対必要…などとつい当たり前のように考えてしまいますが、ライフスタイルによって、実際ソファは2人掛けでも十分だったり、リビングテーブルが無くても不便はなかったりします。その分、空間を少し広く使えますよ。家族構成や優先順位を考えながら決めていきましょう。

また、カフェ風インテリアをより華やかにするポイントは雑貨です。おしゃれなカフェにはコンセプトに合った雑貨が飾られていますよね。カフェ風を目指すなら、ニッチや飾り棚を飾って楽しむ工夫も必要です。

キッチンで使う調理器具や食器、ティッシュやリモコンなどの生活感が出やすいものにカバーをつけるなど、お部屋やキッチンの雰囲気に合わせて小物類もコーディネートしてみましょう。

【まとめ】

カフェ風のおうちづくりの成功の秘訣は、「テイスト」と「統一感」。自分の好きなテイストにあわせて、ディテールを決めていくことが大切。やりたいことを詰め込みすぎてしまうと、思った感じとは違う…となってしまいます。おしゃれに見せるポイントを抑えて、自分だけのおうちカフェ空間づくりを楽しんでくださいね。



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